卒業ソングの定番、「旅立ちの日に」の篠笛合奏

卒業式のタイトル
世田谷天竜太鼓では、篠笛にも力を入れてます。

演奏会では、和太鼓と篠笛のアンサンブルだけではなく、ピアノの伴奏に合わせた篠笛の合奏が売りです。

今回は、卒業式にちなんだ曲として定番中の定番である「旅立ちの日に」を紹介します。

楽曲データ

曲名 旅立ちの日に
作曲 小嶋登
作詞 坂本浩美
ポイント
  • 篠笛の二重奏
  • ピアノとカホンによる伴奏

曲の解説

埼玉の中学校の校長先生と音楽の先生が作った感動の卒業ソング。

影森中学校の校長だった小嶋は当時、荒れていた学校を矯正するため「歌声の響く学校」にすることを目指し、合唱の機会を増やした。最初こそ生徒は抵抗したが、音楽科教諭の坂本と共に粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって学校は明るくなった。
「歌声の響く学校」を目指して3年目の1991年2月下旬、坂本は「歌声の響く学校」の集大成として、「卒業する生徒たちのために、何か記念になる、世界にひとつしかないものを残したい」との思いから、作詞を小嶋に依頼した。その時は「私にはそんなセンスはないから」と断られたが、翌日、坂本のデスクに書き上げられた詞が置いてあった。その詞を見た坂本は、なんて素敵な言葉が散りばめられているんだと感激した、とラジオ番組への手紙で当時を振り返っている。その後、授業の空き時間に早速ひとり音楽室にこもり、楽曲制作に取り組むと、旋律が湧き出るように思い浮かび、実際の楽曲制作に要した時間は15分程度だったという。

(Wikipediaより引用)

私たちは老人ホームでの慰問演奏で「旅立ちの日に」を良く演奏します。

演奏の前の曲紹介でこのエピソードをお話してます。老人ホームの入居者の方々には何か感じいるように演奏を聞いて頂けます(拙い演奏ですが)。

曲の背景を知ることって大切ですね。

練習用動画 or 音声ファイル

まだまだ完成度は低いですが、メンバーの練習用に動画公開してます。

最後の盛り上がりのところは、いいですね〜。

この合奏は、篠笛の二重奏になっています。「旅立ちの日に」はいろいろな調の楽譜があるようですが、我々はハ長調の楽譜を使っていて、篠笛は八本調子です。

この演奏動画のメンバー構成は以下のとおり。

  • 篠笛1 2名(篠笛歴 半年1名、4年1名)
  • 篠笛2 1名(篠笛歴 10年)
  • ピアノ伴奏 1名

あなたもこんな演奏ができるようになりますよ。
ぜひ、一緒に篠笛でアンサンブルしましょう。

余談

40代の私は、篠笛で演奏するまでは、「旅立ちの日に」を知りませんでした。いつの間にか、こんな卒業式の定番ソングができていたんですね。

私が学生の頃の卒業ソングといえば、、、

  • 贈る言葉(海援隊)
  • 春なのに(柏原芳恵)
  • 卒業(斉藤由貴)
  • 制服(松田聖子)

だったんですがね。後半アイドルばっかりなので、ミーハーな世代なのかも。