自己紹介~小泉

『天竜太鼓』との出会いは、航が通う烏山福祉作業所の『さぎょうしょ祭』でした。力強い和太鼓の演奏がドドーンと心と身体に響きました。

体験の時間があり、航もバチを貸していただき太鼓を叩きました。「アッ、いいかも!」とその場で天竜の練習に参加させていただきたい旨を伝え、日曜練習を見学に行きました。

初日、航をお願いするつもりで行くと、「お母さんもでしょ」。

このひと言で、何と親子での体験がスタートし、そのまま和太鼓の魅力、メンバーの皆さんの優しさにどっぷりとつかって今に到っています。

太鼓を叩いた時に身体に響く感覚は、日常では味わえない力を持っていて、天竜での時間はとても楽しい充実したひと時です。

上手くなりたい気持ちとは裏腹に、なかなか技量がともなわない親子ですが、いつも丁寧に指導していただいて感謝しています。

2年目からは、『篠笛』の練習にも参加させていただくようになりました。初めは音が出なくてフラフラになったり、太鼓同様なかなかの難敵でしたが、あきらめずに続けて、少しずつ色々な曲を練習できるようになってきて、楽しみが増えました。まだまだ篠笛の綺麗な音色にはほど遠いいところですが。

演奏会等で皆で叩く太鼓、ピアノとのアンサンブルで吹く篠笛、聴いてくださる方々の笑顔、天竜の楽しい仲間、どれもみな私達の大切なもの、そして大切な場所です。

小泉和代&航
(2018年1月)